こんにちは!
子育て中の親御さんなら、一度はぶつかる壁――それが「反抗期」
小さい頃の写真を見返しては「こんなに可愛かったのに…」と思ってしまいますよね。

私も娘のことをかわいく思えない、、と悩むことがあります。
ついつい感情的に言ってしまって後悔することも。
特に小学校中学年から高学年(9〜12歳)ごろに訪れる“中間反抗期”は、
思春期の前段階として見逃せない時期です。
最近、娘さんにこんな態度を取られていませんか?
- 「うるさい」「わかってる!」とすぐに言い返してくる
- 急に口数が減り、話しかけても「べつに」としか返ってこない
- 親の言うことに対して、いちいち反発する
こんな態度を取られると、なんでこんな風に育ってしまったんだろう、
何がいけなかったんだろうって自分自身を責めてしまう方も多いはず。
…これ、すべて「中間反抗期」のサインかもしれません。
この時期の子どもにはちゃんと理由があり、
親の対応次第で関係を深めるチャンスにもなります。
中間反抗期とは?
中間反抗期は、第一次反抗期(2〜4歳)と第二次反抗期(思春期)の間に起こる
自然な成長の一部です。
特徴的なのは、言葉が達者になり、自我が強くなる一方で、
まだ心の未熟さが残っていること。
つまり「大人のように振る舞いたいけど、感情のコントロールは難しい」時期。
イライラや不安のはけ口が、いちばん身近な母親になってしまうんですね。
娘の中間反抗期とうまく付き合う5つのポイント
真正面からぶつからない
娘さんが感情的になっているときは、親も感情的にならないことが鉄則。つい言い返したくなりますが、ここは一呼吸。
「そういう言い方されると悲しいな」と、自分の気持ちを冷静に伝える方が、後々響きます。
干渉しすぎず、見守る
「ちゃんと宿題やったの?」「友達と何話したの?」と詮索されると、
反発心が生まれやすくなります。
本人が困っている時には手を差し伸べ、
普段は少し距離を置いて“信じて見守る”姿勢がベスト。
一緒に過ごす“ゆるい時間”を作る
話を聞き出そうとするのではなく、ただ隣でドラマを見たり、
一緒におやつを食べたり。
“話さなくてもいい時間”を共有することで、子どもは安心し、
自然と本音を話してくれるようになります。
「ありがとう」と「ごめんね」を親からも
親だって完璧じゃない。
ミスしたら素直に謝り、何かしてもらったら感謝を伝える。
子どもは親の姿勢を見ています。
大人の「誠実な姿勢」こそ、信頼を築く鍵です。
自己肯定感を育てる言葉がけを意識する
反抗的な態度が目につくと、つい否定的な言葉が増えてしまいますが、意識してこう伝えてみましょう。
- 「あなたの考え、ちゃんと聞きたいな」
- 「最近、がんばってるね。気づいてるよ」
- 「あなたなりに工夫してるんだね、すごい」
否定されると心を閉ざしますが、肯定されると安心して本音を話せるようになります。
まとめ:反抗期は“親子関係を再構築するチャンス”
反抗期=悪いもの、ではありません。
むしろ、子どもが一人の人間として成長し、親から少しずつ自立していく大切なステップ。
うまく付き合うには、「コントロールしようとしない」「感情的に反応しない」「信じて見守る」
という姿勢がカギになります。
と、頭ではわかっていても、親も人間!
いつもおおらかにいられるわけではありません!!
仕事に家事に忙しく気持ちの余裕がないと、突発的な態度になってしまいます。
私が一番大切だと感じることは、親がストレスを溜めないこと。
自分自身の楽しみの時間をしっかり確保し、
子どもの反抗を受け流せる余裕を持つことが必要だと感じます。

娘さんが反抗するのは、あなたに甘えている証拠。
この時期を大切に乗り越えることで、親子の絆はもっと強くなります。
あなたも、娘さんも、がんばりすぎなくて大丈夫。
悩んでいる時点ですでに頑張っている!!
肩の力を抜いて、今日も少しだけ“ゆるく”見守ってみましょう。


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