「最近、なんだか疲れが取れにくい…」
「寝てもすっきりしないし、ちょっとしたことでしんどくなる」

そんな体の変化を感じ始めたのは、40代に入ってからかもしれません。
少し前までは子どもの鬼ごっこに付き合えたのに
全然走れない、、もはや立っているだけで疲れる。
そんなことありませんか?
ホルモンバランスの変化、基礎代謝の低下、筋力の衰え。
40代は体の「曲がり角」ともいわれる時期。
無理がきかなくなる一方で、正しくケアをすれば、元気を取り戻すことも十分可能です。
今回は、40代で「疲れやすくなった」と感じたときに、
ぜひ試してほしい5つのことをご紹介します。
1. 【睡眠の質】を見直す
ただ「長く寝る」のではなく、「深く休む」ことが何より大切。
40代になると、睡眠が浅くなったり中途覚醒が増える傾向があります。
✔ 今日からできるポイント:
- 寝る2時間前からスマホやPCのブルーライトを避ける
- 寝室を暗く、静かで快適な温度に保つ
- 夕食は寝る3時間前までに済ませる
- 寝る前に軽くストレッチをする
- 耳のマッサージをしてリラックス効果を高める
また、昼寝を10〜20分程度とるのも、疲労回復に効果的です。
2. 食事で「エネルギーの質」を高める

40代になると、若いころと同じ食生活では栄養が足りなくなりがち。
量も食べられなくなったと感じませんか?
「なんとなく疲れがとれない」は、実は栄養不足のサインかもしれません。
✔ 特に意識したい栄養素:
- たんぱく質(筋肉や免疫力を支える)
- 鉄分(疲労感の予防に)
- ビタミンB群(エネルギーをつくる)
- マグネシウム(神経の働きを助ける)
加工食品を控え、シンプルな和食中心の食事に戻すのも、体を元気に保つコツです。
3. 「軽い運動」でエネルギーを循環させる

疲れていると動きたくなくなりますが、
ただダラダラと寝ているだけでは
本当の疲労回復効果はありません。
体を動かすことで逆に疲れが抜けやすくなることも。
おすすめは、毎日の軽いウォーキングやストレッチ。
血流がよくなり、筋肉もほぐれて、慢性的な疲れに効果があります。
肩こりや腰痛予防にも!
✔ ポイントは「やりすぎない」こと。
- 朝5〜10分のラジオ体操でもOK
- 通勤や買い物のついでに1駅分歩く
- 寝る前のゆるいストレッチでリラックス
「運動=激しいもの」ではなく、日常の中に取り入れられる“軽さ”が続けるコツです。
4. 「がんばりすぎない」習慣をつくる

40代は仕事でも家庭でも責任が増え、つい自分を後回しにしがち。
でも、常にフル稼働では心も体もパンクしてしまいます。
✔ 意識したいのは、“手放す”こと。
- 頼れるところは人に頼る
- 完璧を目指しすぎない
- スマホ・SNSから少し距離をとる
- 自分が穏やかにいられることに重点を置く
- ボーっとした時間も必要
自分のキャパシティを正しく知り、「がんばらない日」をあえてつくることが、長く元気に過ごす秘訣です。
5. 定期的に「心と体の声」を聞く時間をもつ
40代の疲れは、身体的なものだけでなく「心の疲れ」が原因になっていることも少なくありません。
- 最近、何にストレスを感じている?
- 体のどこが重い?どんなときに辛い?
- 自分にとっての“元気の源”って何?
- 自分だけの癒しの時間は何?
✔ 5分だけでも、自分の内側と向き合う時間を持つことで、疲れに気づき、対処できるようになります。
日記を書く、静かな音楽を聴く、お風呂で一人になって考える。
方法はなんでもOKです。
自分が心地良いと思えることをしてあげましょう!
疲れやすくなったと感じるのは、決して“年のせい”だけではありません。
それは、「これまでの生活を少し変えてね」という体からのメッセージでもあります。
きっと今まで必死に頑張ってきたのでしょう。
ちょっとした習慣の見直しで、体は確実に応えてくれます。
「無理をやめる」「いたわる」「整える」
そんな40代らしいケアで、また軽やかな毎日を取り戻していきましょう。



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